「未来レストラン」
そうきいたらどんな光景を想像しますか?
見たことない食材を使った料理?
ハイテク装置で作られた料理?
一粒で必要な栄養素を取れる仙豆みたいなサプリ?
そんなわくわくを胸に、表参道で一日限定でひらかれた
「未来レストラン いぶき」でランチしてきました。
未来レストラン いぶき
ここで提供されるのは
「地球温暖化がこのまま進んだ未来で私達が食べるかもしれない料理」
温暖化が進行して環境が急激に変化した未来。
小麦などの作物の生育が悪くなり、かつそれらの栄養素が減少していまうかもしれない。
また、魚なども採りにくくなり、今以上に貴重品になってしまうかもしれない。
一方でいままで南の地域で採れていた作物が取れる様になるかもしれない。
そんなまだ体験していない世界の未来の”いぶき”を感じるメニュー。
【MENU】
・FUTURE SUSHI ~ネタが尽きた寿司~
・BLUE PASTA ~真っ青になったスパゲッティ・スピルリーナ~
・CRYSTAL TACOYAKI ~未来の環境を見える化したたこ焼~
・STEAK ON THE SIDE ~主役の座を奪われたステーキ~
・UPSIDE‐DOWN PUDDING ~大逆転プリン~
いろいろ気になるメニューの中でも一番目をひいたのが
「BLUE PASTA ~真っ青になったスパゲッティ・スピルリーナ~」
小麦などの作物の生育が悪くなり、かつ栄養素が減少していまうかもといわれる中
未来の栄養補給源として期待されているスーパーフード「スピルリナ」
そのスピルリナを混ぜたパスタは海外のお菓子みたいな真っ青!
おっかなビックリ食べた味は...意外と美味しいクリームパスタ。
なかには「うーん...。」なものも(笑)あっておもしろい。
今回の未来のメニューはWEBで公開されているので
気になったらLet'sチャレンジ。
おわりに
「温暖化」身近に考えるきっかけとしてひらかれた今回のイベント。
その名前の由来は、地球の温室効果ガスを見守るJAXAの
観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)
2009年に打ち上げられてから、地球全体の温室効果ガス(CO2やメタン等)の
濃度分布を観測して、温暖化防止の研究に貢献している「いぶき」。
来年度(平成30年度)にはより高性能な観測センサを搭載した
後継機「いぶき2号」が打ち上げられてCOやPM2.5も観測する予定。
この先の未来も美味しい「食」を楽しめるように、
身近なところから地球を考えてみましょ。